最近、もう一つ顕著に理解をしてきたことがあります。それはうつ病などの一部の精神障害と過去世との関係についてです。

私は医師ではありませんから、医学的な知識や経験は普通の人の域を出ませんので、セラピストとヒーラーとしての立場の経験と知識からご報告させていただきます。

うつ病にも他の病気と同じように、症状の重さの段階があると思います。その中で比較的私が多く接する機会のあるものは、日常の生活には支障はないものの、毎日とても苦しい状態にあって、なんとかしたいとは思いつつ精神科のドアをたたくまでには至っていないという人達です。(それ以上、症状の重い人達は「精神科にかかった人は催眠の対象外です」という方針でやってきましたから、当然のことではあります。)

うつ傾向にある症状と言うべきかもしれません。心療内科にはお世話になったけれど、思うようではない・・・といった状態の人が催眠療法で過去に退行してみると、ほとんどの人に共通の体験があるのに気がつきます。

それは多くの場合、過去の生の最後の場面、つまり死の場面で持っていた感情が混乱していたり、とても否定的であったということです。具体的に申しますと、自殺や殺害によって過去世が終了した場合が多いということです。「不完全な死」「不完結な死」とも言えます。

次に多いのは過去に於いて、自分が他人に与えた苦しみを体験している場合です。例えば、かつて生物化学兵器などを作っていた立場の科学者が、生まれ変わり、今、その化学兵器にさらされて苦しんだ人の体験と同じような状態を「鬱状態」や「精神病」状態を作り出して体験している場合です。これは罰として与えられているのではなく、学びを自分で選択して体験しています。

これらはヒプノセラピー、催眠療法の立場から見た、可能性としてのうつ病の原因の一つです。

二つ目の見方・・・同じ側面を違った切り口からご説明してみましょう。

以下はもう一つの私の仕事であるエネルギーヒーリングをしている体験と知識から推測できることです。

ご存知のように死というのは多くの場合、病気や肉体の欠陥、老化などがあって生物学的、有機的、物質的な側面で継続が不可能になった場合、エネルギー体と肉体が隔離するということです。多くの場合、自然な隔離、人生の完結が起こりますが、自虐的に、あるいは他虐的に個体が不自然に破壊される時、主に感情の波動が在る場所、アルトラル体にあったその時のエネルギーが、多かれ少なかれ、次の生に継続されて持ち越されている場合が多いようです。

そうなりますと、その時の死に臨んだ際に持っていた感情が、未解決のまま今回の生に持ち越されていると考えられます。実際に、今の生活では、うつの原因となるような環境的な訴因がないのに、調子が悪いのはそのときに感じた後悔の念や混乱が、生活の中で似たようなエネルギーが刺激となって活性化され、五感に感じられるのだと考えられます。なんだか原因が分からないのに、混乱、不安、強迫観念などが浮き上がってくるのだと思われます。

つまり、過去の生に起因したものがアルトラル体やエーテル体の波動領域にネガティブなエネルギーのブロックとして存在しているということです。

それでは、どうしたらうつ状態を快方に向けられるか・・ということですが、これも私の体験範囲の催眠療法とエネルギーヒーリングが効果的です。

前者は自分で能動的、積極的にエネルギーを変化させる方法。自分で自分を癒す・・・ことに意識的に参加できる・・・。言いかえれば、セラピストのガイドによって、自分の意識変化を起こすということです。意識、つまり下限媒体である身体につないだ状態のエネルギーに働きかけて、そこから上限のエネルギー体に変化を起こす方法です。

後者のエネルギーヒーリングは、ブロックしているエネルギーをヒーラーによって変化させてもらう方法。これは感情の起こる場所、アストラル体などのエネルギー体に直接、働きかける方法で、言い替えれば、上限媒体を変化させることで、下限媒体に変化を伝播させるということです。催眠療法は下から上に、ヒーリングは下から上に・・・作用させます。どちらにせよ、二つの方法とも変化は自分が起こしているのには変わり有りません。

実際、特にうつ傾向のに顕著な現象として、催眠後にその人のエネルギーが変わったと感じることが多いのです。カウンセリングの際、顔の周りや顔自体がどす黒い感じがしていたのが、催眠が終わり、覚醒した後に話し合っている時、顔の黒さが取れ、クリアになったのに気がつくことが多いのです。なんだか、お風呂上りか、エステの後とかで色が白くなったり、綺麗で清潔にような感じを受けます。それは催眠療法の回を重ねるごとに少しずつ顕著になっていきます。

これはエネルギーヒーリングの場合も同じです。20分ほどのヒーリングの前と後のクライアントの顔の印象は、エネルギー的に見て大きく変化している場合がほとんどです。やはり、お風呂上りといった感じです。黒いススで薄く覆われていたような感じが取れて、すっきり、はっきり、綺麗になっています。

物質的レベルでのエネルギーの変化同様、エーテル体、アストラル体での変化が起こっているのに違いありません。この変化はセラピストを通して、本人自身が起こしていく変化です。普遍意識、つまり、この宇宙に偏在している命の源泉であるエネルギーがクライアントのエネルギー体に循環すると、否定的なエネルギーを少しずつ流し、ブロックを解体に導いていくのでしょう。それを身体の知覚器官が認識できなくても、エネルギーレベルでは変化が起こっていくのだと思います。

エネルギーは意識、心、精神、感情などですから、エネルギーが変化すれば、当然、少しずつ下限媒体である肉体に伝播して、変化が起こってくるのだと考えられます。