私は、昔から目に見えないものの存在や精神的なことに、ものすごく興味を持っていました。
でも、まさか自分が子を産み育てる中で、自分の本質を探るようなこのような事をするとは
思っても見ませんでした。―やはり「魂」は存在し、このようになることを望んでいたというのか
知っていたのでしょう。

ヒプノセラピーを受けようと思ったきっかけは、子供のことで悩み苦しんだ事です。
娘の登校拒否の問題から悩みの渦へと巻き込まれるかのようにドツボにはまってしまい、とことん悩んだ末、
思いきって受ける事にしたのです。当初はエネルギーヒーリングのところ に「登校拒否」という文字が
書いてあって、これを娘が受ければ解決するかもしれないという安易な気持ちからくるものもありました。


始めは先生と対談し実際どうやって見えるのか聞いてみました。夢を見ているような、考え事をしている時の
空想的な映像のような、そんな感覚でいいのか、と聞いてみたころ、先生はそれでいいのだと言い、その映像を
疑うことなく素直にポンポン受け入れて行くのだ、とジェスチャーを交えて教えてくれました。

予約後に送られてきた誘導瞑想テープと同じように、先生の静かな声で誘導が始まり、あの世へとゆっくり近づいて行きます

。でも、とても不安になってしまい、とても一人では行けそうにないと目をつむりながら戸惑っていると・・・なんと!映像の

中で、その横たわった私をもう一人の私が眺めているのです!原っぱで横になっている私の側で小さい妖精のような天使のよう

な格好で自由自在に飛び回っていました。心の中で誰かに一緒について行ってほしいということから、もう一人の自分が出てき

たのだろうと思います。 「なんとしても行かねば!」という気持ちも強かったので・・・。



こうして自由自在に自分と天使の両方になりながら、タイムマシンの役目のエレベーターに乗ってとうとう到着しました。―外

へ踏み出すと「もう大丈夫ね、一人で行きなさい」と天使は消えてしまいました。先生に何が見えるのか聞かれたのですが、思

わず絶句・・・なぜなら、崖っ淵に立っているからです。下は海。はっと前を見ると、なんと亡くなった母方の祖母がいました

。何も言ってはくれませんでしたが、今思えば守ってくれていたのだと思います。その時はうまく先生に説明できず、そこから

違う方向へ歩いてみるように促されたので必死にどこかへ移動しました。



気がつくと、魚市場のような通りの中にたたずんでいました。そこは外国。マルコのような自分。え〜っ!私ってマルコなの?

と驚いた印象が残っています。(もちろんマルコではありません)マルコのようなスタイルの10歳くらいの少年でした。なぜ

か悲しくて泣いていると、先生に理由を聞かれました。すると、なぜかその時の感情が湧いてきました。ママとはぐれて迷子に

なってしまい、不安で不安で仕方のない気持ち。どうしていいかわからずにいると、先生がもっと重要な場面に行きましょうと

誘導してくれました。数を数えているのですが、内心本当にそんな場面に行けるのか不安でした。しかし、数えているその声を

聞いているうちに、不思議と映像が切り変わって行くのです。




そこは、アメリカのような住宅。どうやら自分の家の前に出たようです。それを先生に告げると入ってみるように促されました

。人がいないか庭の方へまわると、美しい芝の庭で一人の中年女性が水を撒いていました。その人は私に気づくと、いきなり水

をかけて邪魔扱いをしました。その人が母なのか家政婦なのかはわかりません・・・。先生はわからなくてもいいのよ、と言っ

て家の中の様子や家族構成がわかるものを見るように指示されました。言うとおりにどんどん入っていくと、階段があったので

上がってみるとそこには3つぐらいの部屋があり、自分が3人兄弟であることがわかりました。先生にいろいろと尋ねられると

、不思議と兄は寮のような所へ行っていて普段は会えないことや、年の離れたかわいい妹がいることがわかりました。兄は誰?

と先生に聞かれた時、ちょっとクールな感じが今の姉とだぶりました。確信ではないですが。





もう少し重要な場面に促されました。するとお父さんが船旅を終えてリビングに座っています。ちょっと小太りでヒゲが生えて

いてなんとなくふてぶてしい感じ。どうやら彼は船長のようです。私が上からのぞいているのに気づくと、お説教が始まりまし

た。すご〜く嫌な感じ。黙っているとますます怒りだし、まるでストレスを発散させているかのようでした。はっ!!あれ〜?

それって今の私みたい・・・。私が娘に対する怒りとものすごく似ているのです!もしかして、この父親が私?と錯覚してしま

うところでした。ところが冷静に見てみると、不思議と、彼は今の自分の娘であるという強いインスピレーションを感じました

。―思わずぞっとしました。そして、その少年(私)は青年期に家を出てしまい、エーゲ悔の漁師をやって過ごしました。そこ

に誘導されて、またびっくり!新婚旅行で行ったところだったのです。しかも、漁師仲間の中でとても仲が良くて心のよりどこ

ろだった人が現世での主人らしき人物。後に仲間同士が夫婦になることもあるということや、なじみの深い場所になぜか魅かれ

たり行ったりもするということを知り、先生も私の見たものはその通りだとおっしゃっていました。





そしてもう一つわかった重要な事。それは、年の離れた妹―本当はいつも側にいてかわいがりたかった彼女は、今の息子である

ということにも気づきました。これで、娘になぜ腹が立つのか、息子にはなぜ涙がでるくらいの愛情が湧くのかがわかったよう

な気がします 今世は、娘が逆の立ち場になって、それがどのようなことだったかを知る必要があるのかもしれませんと先生は

言われました。それが今後も順番で繰り返す事のないよう、私が改めなければいけないと思いました。ちなみに、前世での母親

は影が薄く、父に従ってばかりのもの静かな人だったようなきがします。その人は誰?と聞かれてもピーンとこなかったという

ことは、これから出会う人なのでしょうか。もしかしたら、娘の夫となる人かもしれない、と今思ってしまいました(笑)。





すべてが終わると、タイムマシーンのエレベーターに乗って、来た道を戻ってまた原っぱに帰ってきました。なぜかまた、天使

がエレベーターの中で待っていて「お帰り。頑張ったね!」と私を労ってくれました。−これも自分なのです。自分で自分を誉

めているんですよね。だって本当に大変だったんだもの・・・。





久しぶりに目を開けると、目覚めた〜っという感じでした。先生にもう一度内容を確認したり、質問もしてみたりしました。な

にせ初めてのことなので、これでいいのか確認したかったのです。特に自分でも錯覚しそうになったアメリカ人だった時の私・

・・。父親が今の自分のようだったので、どっちがどっちだか混乱したのですが、そういう風になる人はよくいるそうです。こ

れが因縁なんでしょうか。「今度生まれ変わったら仕返ししてやる!」とでも思ったのでしょうか・・・?繰り返すのはもうお

しまいにしたいので、娘のことはいつも許してあげて、愛情を注いでいけたらいいなと思います。