その人生で私が感じたことは、流されて生きてきてしまったことへの後悔の念、自分の意思で
生きていたら、もっと違った人生を歩めたという思いでした。  
    


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

私は、人の咳払いの音や、物を食べている音がダメで、就職も日常生活もままならないため、
心療内科に通っていたのですが、催眠療法も試してみたいと思っていたところへ、友達に爽を紹介されました。

先生の勧めで、エネルギーヒーリングを一度受け、催眠CDを何度か聞いて瞑想の準備をしてから、
本格的なヒプノセラピーを受けることになりました。

ヒーリングセンターの建物に入ったとき、「お寺とか教会に来たみたいだな。落ち着くな〜」 と思いました。

今回で来るのは2度目だったのですが、今回はヒーリングルームに入った途端に、空気を甘いと感じました。
バニラエッセンスのような甘さではなく、無味無臭のはずの水を飲んだときに感じるような甘みです。

先生にそのことを告げると、「ここの空気が清らかだからかもしれません」と教えられました。

私は霊感はまったくなく、見たことも感じたこともないのですが、
先生によると霊感とそういうことを感じることは全く別のものなのだそうです。

いよいよ始まるヒプノセラピー。
私はとても楽しみにしていたので、ドキドキわくわくしていました。

自由に好きなところ・好きな時代へと、時空と空間を越えて魂を運び、問題を探っていくことになりました。

先生がセラピーのCDをかけてくださり、α波の出る音楽を流して、私をリラックスさせ、
催眠状態へと誘ってくださいました。

深い催眠状態といっても、きちんと私には意識があります。先生の声もちゃんと聞こえるけれども、
心だけ自分の心の奥底、自分の遠い過去へと行くことができるのです。

先生「音恐怖症の原因と、癒しの場所に行きましょう」と言う言葉が聞こえ、
何も考えずに目を凝らしてみると、私は生まれ育った家の、幼い頃の状態の茶の間にいました。

先生「何が見えますか?」

私「茶の間に、祖父と祖母がいます。 コタツに座っています」

先生「あなたは何歳ですか?」

質問されると、何も考えていないのに、ふっとその答えが頭に浮かんできます。

私「3歳です」

しばらくすると、急に息苦しくなってきました。ほんとうに呼吸困難に陥ったのかと思うほどの息苦しさです。

(3歳の)私は窓を開け、外の空気を吸いました。

それでも息苦しさはとれません。

私「息苦しいです・・・息苦しいです」

必死に訴えると、先生が原因を聞いてきました。

私は、何かというと祖母に叱られていて、それを息苦しいと感じていたようです。

苦しい、苦しいと苦しんでいると、先生が

「もっと出しなさい。苦しみを全部出しなさい」 と仰いました。

私は苦しみを思い切り感じました。涙が自然に溢れてきます。

私が泣いていると、夢うつつながらも、先生の手がひらひらと動き、私の体に向かって
掌を見せているのがなんとなく分かりました。

すると、先生の手が私の体に触れているわけでもないのに、空気圧みたいなものが
私の体に押し付けられているのを感じ、お腹のあたりがふわ〜〜〜っと温かくなってきました。
先生が私に癒しのパワーを出してくださったのです。

もう全然息苦しくありません。

3歳の私が抱えたトラウマが癒されたのです。

私は心からほっとしました。


・・・・・・・・・・・・・・

そこで3歳の記憶は途絶え、先生が次の場所へ導いてくださいました。

・・・・・・・・・・・・・・


次に見えてきたのは、海。

なんだか私は上から見下ろしている様子。

上というか・・・・ 崖です。

私は海辺の町に住んでいるので、もしやそこの海? と思えば、少し様子が違います。

私は15歳で、髪の毛が長く、顔は白い。 私はひとりぼっちで寂しいと感じています。

家は小さな掘っ立て小屋みたいなところで、両親は出稼ぎに行っていて、兄弟も友達もいなくて
ずっと一人ぼっちです。

先生に言われて、両親の心の中に入ってみると、

母:女の人が何人も集まるところで裁縫の仕事をしている。
忙しくてなかなか帰れず、娘(私)にたいして申し訳なく思っている。

父:自動車かなんかの部品を作る流れ作業のような仕事をしている。
好きな仕事ではなく、すごく疲れていて余裕がないため、娘に優しくしてあげられないことを
申し訳なく思っているが、どうしようもない。

という感じ。

とにかく私の心が寂しくて寂しくて仕方がないので、その心を先生にまた癒していただきました。



・・・・・・・・・・・・・・



次に見えたのは、丸く重い扉。

中国だか韓国だかによくある、朱色の門の真ん中にあり、屋根は緑色。
誰か知らないけれど男の人に扉を開けてもらい、中に入ります。

入ると、白い石が敷き詰められた庭に出ました。真ん中には大きな岩があり、川が流れている庭園です。
そこはお寺で、たくさんのお坊さんたちが立ち働いています。

私はその国の民族衣装(チョゴリみたいなの)を着ていて、お坊さんの一人に会いに行きます。
そのお坊さんは、端正な顔立ちの若い男の人で、私の好きな人。

その人とは、子供の頃から一緒に遊んでいた幼なじみで、その人も私を好きでいてくれます。
なのに、会いにきたことを叱るお坊さん。
私には、親の決めた婚約者がいるから。

でも私には何故叱られているか分かりません。
ただ会いたかっただけなのに、何故私を叱るのか分かりません。

そのときの私の年齢は15〜16歳。父親は高利貸しのような金融業をしていて、母親は専業主婦。
兄と妹がいて、とても裕福な家庭です。


先生の導きで、次にその人生のいちばん大切な場面へと切り替わります。

次の私は19歳で、親の決めた婚約者と結婚式をしようとしています。

私もその人を好きじゃないし、その人も私を愛してはいないけれど、親に説得され、
家のためにその人と結婚しようとしています。

私はお坊さんが好きなのだけど、お坊さんは仏に仕える身だから、誰とも一生結婚しない人。
私がいくら思っても結ばれない宿命の人。

結婚の誓いのとき、私はあまりの悲しさに涙を流しています。婚約者は無表情。

その人生で一番悲しい場面。

次に、先生の導きでその人生の最後へと切り替わります。

夫もお坊さんも家族もみんな亡くなってしまっていて、私は仏様に仕えるために出家しています。
ピカピカに磨かれたお寺の廊下?で、庭を眺めながら瞑想しています。

その人生で、私は生涯夫を愛することができませんでした。ずっとお坊さんのことを思い続けていました。
でも今後悔しているのはそのことではなく、子供を愛せなかったこと。

そう言うと、先生が(その時の自分の)子供の小さい頃へと場面を切り替えてくれました。

私の子供は2人いて、 上が男の子、下が女の子。

女の子は自分に似ていたから愛せたのだけど、男の子は夫に似ていて愛せませんでした。

その子を見るたび、愛してもいない夫の子だということを突きつけられているようで、
抱きしめることさえできませんでした。

夫は他の女のところへ行っていて、ほとんど家には帰ってきません。

先生に何かしたいことは?と聞かれ、男の子を抱きしめました。
男の子は、私に抱きしめられるととても嬉しそうに微笑み、喜びました。

私は自分の感情にかまけてばかりで、夫を愛しませんでした。夫は、
癒しを求めて他の女の人のところへ行っています。

私はもっと、家族愛で彼を愛せば良かった。もっともっと、彼を癒すように努力すればよかった。

先生にそう告げると、場面をまた最後のところへと切り替わるように導かれました。


・・・・・・・・・・・・・・


その人生で私が感じたことは、流されて生きてきてしまったことへの後悔の念、
自分の意思で生きていたら、もっと違った人生を歩めたという思いでした。

ここで、私がトイレに行きたくなってしまい、先生が催眠をといてくださいましたので、
ヒプノセラピーは終わりました。

終わったあと、隣の部屋で待っていた友達が、「今ね、緑の光が溢れて、天使さんがきたよ」と言いました。
私の友達は勘がいい人なのですが、先生のお言葉とあまりに一致していたため、
鳥肌が立つような思いでした。

ヒーリングを受けている最中、ヒーリングエネルギーででしょうか、お腹がグルグルなっていたのですが、
友達のお腹は私のよりも動いていたようです。
先生によると、「壁などの物質は関係ない」のだそうで、先生のヒーリングのパワーの強さに
改めて驚かされました。

帰りに、その友達と二人で十字架の形をした雲を2つ見ました。
心が震えるような体験でした。

後日談ですが、音恐怖症はよくなっていませんが、鬱がよくなりました。
死にたいとか、いきなり誰とも話したくなくなるなどの症状がなくなりました。
一度でこんなにすっきりした気分になれたのです。

その後のエネルギーヒーリングの最中、私はあるビジョンを見ました。
神様に会い、 神の意味を教えていただき、帰途の途中に龍が笑って飛んでいる形をした雲を見ました。

次のヒプノセラピーが楽しみです。