しばらくすると、風にふかれて揺らめく窓際の白いカーテンが見えてきた。
その白いカーテンを眺めていると、視点が窓際の机に移動した。

そこには、机いっぱいに広げられた白い紙(原稿のような)を前に、一人の女性が座っていた。


                 

 

先日、二度目のヒーリングを受けた際、非常に強力なエネルギーを感じた。

前回(初回)も、先生が場を移動すると共に、微妙な気の流れを体感した。しかも、先生が頭部に

手をかざした瞬間、圧倒的な力で頭部を引き離されるような恐怖感に震えた。

それほど驚異の威力を体感した後、先生から「第7チャクラから紫のオーラが大量に出てました。

それに第4チャクラが踊ってた」と教えていただいたが、その時は、それどころではなかった。



にもかかわらず、今回二度目のヒーリングをお願いした理由は、次のとおりである。


@チャクラについて興味が湧いたこと。

A右手の腱鞘炎手術後の経過が思わしくないため。

B気の流れをスムーズにすることで、深層意識とチャクラの関係を良好にしたい。



いずれの理由も尤もなのだが、一番の理由は「なんとなく」これに尽きますね。

 

 ということで、さっそくヒーリングを受け始めると、何やら脚にビリビリとエネルギーの流れを感じ始めた。

(う〜ん、来てる来てる)と思いつつ、ところで先生は、どこに居るのかな???????? などと、頭の中は

雑念と無用なおしゃべりで一杯だった。

それから、まもなく「天にましますわれらの父よ」と、頭内で唱和する声が浮かんだ。同時に「神様!」と、

子どものような心で叫んだ(心の中で)とたん胸が熱くなり、涙が流れた。

その時、私は教会のミサに参列したような臨場感の中で、「神様」と素直に口にした純粋な気持ちに

酔いしれていた。



しかし、まもなく両腕が重くなり、強力な力で両腕を持ち上げられるような感覚を体感した。

(先生、もしかして無言で催眠術をかけた?)などと、心の中で思いつつ、その感覚に集中して

いると、脚の内側の一部や足の指などに何かが触れる感触があった。それはまるで、見えない

数人の存在に持ち上げられるような感覚だった。

あれは一体、なんだったのか・・・



それから、しばらくすると、風にふかれて揺らめく窓際の白いカーテンが見えてきた。

これは、脳内のヴィジョンである。



その白いカーテンを眺めていると、視点が窓際の机に移動した。

そこには、机いっぱいに広げられた白い紙(原稿のような)を前に、一人の女性が座っていた。

小柄な外国人のような感じだが、日本人のようにも見える。けれど、見覚えのない顔だった。

おそらく彼女は、執筆中の原稿を前にした作家なのだろう。それが自分であったなら、と思わず

欲を出して注目したのだが、やはり見覚えのない女性だった。



そのまま視線を右に移すと、天上まで届く細長い書棚が数列並び、背後の壁一面も書棚で

埋められていた。

あのヴィジョンは過去世だろうか…それとも異次元の誰かだったのか…などと想像力を広げて

いると、今度は洞窟のような部屋に視点が近づいた。

その近づき方が、まるでTVカメラのように、ゆっくりと、しかし的確な操作で撮影を続けるカメラマン

のような動きなのである。そのまま、さらに先へと進むと、床に座ったアラブの男性が次々と見えて

きた。

そこは、古い時代のモスク、あるいは小規模な集会所のような場所だったのかもしれない。

衣服は一般的な、頭部を覆う赤白チェックのクーフィーヤ(シュマーグ)に、黒いイカール(輪)を

載せ、白いサウブを着用していた。

彼らは横一列に並び、談笑している様子。中に少年もいたが、なぜかその少年が気になった。



ヒーリング終了後、それらのヴィジョンを先生に報告すると、それは過去世でアラブの男性だった

私の記憶の断片だったのかもしれないということで意見が一致した。

というのも、ヒプノセラピーでアラブの男性だった過去世を見たばかりだったからだ。


それから、腕を強く引っ張り上げられる感覚は、幽体離脱の兆候らしい。

いや、先生が、そう仰ったのだ。「そのまま行くと幽体離脱するかもしれません」と。


それにしても、ヒーリングを受けながら様々なヴィジョンを楽しめる「おまけつき」の上に、幽体離脱

の一歩手前まで経験すると、次回は何が待ち受けているのかと興味津々である。

ということで、今回は楽しいヒーリング体験をさせて戴きました。