グループヒプノセラピー体験記 その2

(先にセラピストレポートをお読みください。)

濱田 2009年9月13日(第8期 養成講座 合宿にて)

 

ヒーラー養成講座の受講生の1人であるAさんとのつながりを過去生に探ってみました。

 

まず感じてきたのは、砂漠でした。渇いた空気と灼熱の暑さ。

次にわかったのは「殺したくなかった」という思い、そして慟哭。見えるのは、真っ青な空。足

元には、額にターバンを巻いた長い髪の毛を持つ褐色肌の女性が倒れています。

 

彼女の気持ちに、思いを馳せると、大きな黒い塊がまるで上に登っていく滝のようにうねりなが

ら上昇しており、「(国、規則という名前で横暴に人々を支配し、従わせようとする権力に)翻

弄された、混乱している。なぜこんな目に逢わなければならないの? なぜ?!」という気持ち

が感じ取れました。


私は働き盛りの屈強な感じの男性。黒っぽい服を着ている、役人のようです。まじめで、融通が

利かない、頑固な性格。

 

足元に倒れている女性は、ある罪を犯した人(盗みなど、それほど重い犯罪ではないようです)

をかばい、気づかれないように隠して、どこかへ逃がしました。その罪を犯した人と、その女性

とは、家族のようではなく、また特に強い絆があるようでもなく、どうやら彼女は、赤の他人の

罪に対して、身を呈して、身代わりになったようです。

 

役人である私は、任務に従って、罪びとを捕まえるために、女性に質問しますが、彼女は黙って

います。私は彼女を捕まえ、岩で作られた牢獄に閉じ込めます。それでも彼女はかたくなに罪び

との名前、どこに逃がしたかなどを言おうとしません。

 

私は、自分の太くて、ごつごつした右手で、彼女の細い首の付け根をつかみ、強くゆさぶりなが

ら、「吐け! 一体どこに隠した?!」と問い詰めています。(Aさんも同じ人生を追体験してお

り、はっきりはみえなかったものの、鎖骨のところに強い痛みを感じ、その後、胸が苦しかった

、と感想を述べていました。多分私が強く掴み、ゆさぶったことを意味しているようです。)

 


彼女は一切口を開かず、私は規則に従って、彼女を殺します。

足元に倒れ、絶命した彼女を見下ろした後、私は、激しく後悔しながら、流れる涙をこらえよう

と、青空を仰ぎ見て、慟哭します。「殺したくなかった」、「私は、何で罪のない人を殺したん

だ」と心が叫んでいました。

その人生で学んだことは、「国や規則にただ従順に従うことが正しいことではない。自分の良心

に恥じないように生きることだ」ということです。

 

場面が変わり、ヨーロッパのようです。

石で作られた建物、街路が見えます。

目の前に、透き通るように色白で金髪のほっそりしたきれいな女性がいます。

またしても、私は男性の役人。同じく、黒っぽい服を着て、偉そうに振舞っています。

その金髪の女性は、同じく罪を犯した人を、またかばって、その人を匿っています。今度は、彼

女の近しい人(家族のような、彼女の父親のような感じ)が、何らかの罪を犯し、再び、彼女は

その人をかばって、身代わりになろうとしています。

 

役人である私は、太い両手で彼女の両肩をつかみ、ゆさぶりながら、「お前のやったことではな

いのに! なんでそんなことをするんだ!?」と言っています。そのとき、彼女が私の眼を見つ

め、私も彼女の眼を見つめ、そのとき、魂が「またお互いに同じ事を繰り返したね」と語り合い

ました。

そして、飽くまでもかばおうとする彼女を、私は規則に従い、殺します。

 

3つ目の場面。イエスとともにいた時代のようです。

私はまたしても男性。彼女もまた女性ですが、今度は中年くらいのふくよかなおかみさんのよう

です。

そして、彼女を街中で見かけたときに、魂同士が会話をしたようです。まず私の魂が彼女に対し

て、「今度はもうあなたを殺さないよ。そのことはもう学び終えたんだ。ありがとう。」と話し

かけ、彼女からは、「私もよ」という答えが返ってきて、お互いに微笑んだようです。



セッションを終え、これらを話し終えると、現世の私は、現世の彼女に謝り、彼女はそれを受け

止めてくれました。