グループヒプノセラピー  セラピストレポート

 

今回の合宿の目的の一つは、一人一人が養成講座の期間に自分が興味を持った分野の研究発表と

、もう一つは同期生同士の過去のつながりをみることでした。

記憶にある―しかし、普段の意識ではアクセス出来ない―お互いどんな交流があったのか、過去の

思い出をさぐってみよう、というとても興味深いものでした。



これまで行ったように、一人一人が自由に過去の記憶のデータを見てみるのも面白いけれど、今

回は二人か三人で、一緒に手を携えて行ってみよう、という試みをしてみました。一つは前世に

関して、何らかのブロックがあって見られない人もいるので、そういう人は逆によく見える人と

共に過去の時空に戻れば、情報を共有できる可能性ができるわけです。



前世は沢山あります。いろいろな国、文化背景、人間関係、立場で、一生を通して学ぶプロジェク

トを課して生まれてくるようですから、家族関係はもとより、同期生とも一度ならず、いくつ複

数の人生で出会っている可能性もあるわけです。ですから、今までのように、一人一人で見に行

く場合、後で検証してみると、みんながみんな、必ずしも同一のものを見ていないで、ばらばら

に見る場合も出てきて、私は中世にBさんと一緒に何々をしていた、とか、僕は古代のエジプトで

誰々さんと一緒だったとか、という話になってきます。

それで、今回は果たして同じものが出てくるか、やってみることにしました。



前世療法はとてもデリケートなプロセスを含みますから、満足行く結果を得るためには、セラピ

ストにもかなりの経験と能力を要求されるものです。特に一度に複数の人たちを、しかもグルー

プにして結果を出せるか、心配なところもありましたが、なんとか、期待以上の良い結果を出す

ことができました。



今回は8期生で、人数的にはこれまでになく少数でした。そのせいか、皆、とても仲が良くて、

暖かい雰囲気の中で、実験的なことが可能で、良い結果を出すことが出来ました。

例えば、濱田さんの手記にあるように、彼女と一緒に前世を思い出そうとした、もう一人の人は

、実はその時、あまり詳細は見えなかったと感想を述べたとき、覚醒したときに「首がしめつけ

られるように痛かったのはしっかり覚えています」「その後も胸がとても苦しかったのを思い出

します」と話されておりました。そして、その後、濱田さんが、「話してよろしいでしょうか」

、と前置きして、報告されたのが、今回の体験記にある内容でした。



結論として、 しっかり、二人は同じところで、同じ時間を追体験していた可能性が高いというこ

とになろうかと思います。



ただ、反省材料もありました。

思いもよらない前世での役割に戸惑い、受け入れられず、いたたまれない思いで、合宿を途中退

場された方がおられたからです。これまで、こういうケースがなかったので、しっかりしたケア

、または前もっての心の準備態勢への配慮が不十分であったかと、次回への勉強材料にもなりま

した。反省とお詫びの気持ちが残りましたが、それも含めて、学びもあり、それ以上に楽しくも

あり、とても有意義な合宿になりましたのをご報告いたします。

安藤